Seasonal Scenes

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朱印済みの木版画(JPEG82K)

谷中七福神めぐり

正月はやはり七福神めぐりであります。あたりはまだ、人も車も少ないから、空気が澄んで、光があふれて、空が青々と冴えています。

谷中の七福神は東京では一番古いものなのだそう。人に福を与えてくれる福神信仰は江戸時代、江戸の町方で始まったといいますから、さしずめ谷中は本家・宗家・元祖といえるのでしょう。

ご存じでしょうか、それぞれの神の名前を。中心は恵比須と大黒天。それから弁財天、毘沙門天、布袋尊、寿老人、福禄寿。天だったり尊だったり、はたまた人と、いったい神様じゃないの?と思ってしまうかも知れませんね。その疑問にお応えしますと、全員神様ではあるのですが出身地が多少異なるので、名前の付き方がちがうということらしいのです。七福神はインドの神様と中国は道教の神様、そして日本の神様からなりたっていらっしゃいます。

さて、上野寛永寺の天海僧正が7神のそれぞれの福徳をいただくことで幸福な生活が得られるように、 とお考えになったところからスタートした七福神めぐりですが、谷中の場合は不忍池の弁財天から 田端東覚寺の福禄寿までの山手線で5つの駅にまたがっています。 ただ電車を乗らずとも歩いて(寄り道抜き)1時間半くらいでまわることができますし、 お年を召した方にはバスツアーもあるようです。

各寺院で色刷りの木版画(千円)、あるいは色紙、御朱印帖が売られていてそこに御朱印をしてもらう(各二百円)というスタンプラリーのようなシステムになっています。全てまわり終えて一年の招福が約束されるばかりでなく、美しい木版画ができあがります。

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